美容ナース転職時の履歴書の書き方と面接でよく聞かれる質問

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美容クリニックのナース面接は一般科の面接とは大きく異なるもの。「どんな質問をされるの?」「どうやって対策すれば良い?」と不安に思っている人もいるでしょう。

この記事では、美容クリニックを受ける際の履歴書の書き方や面接での対策をまとめてみました。スペックが低くても美容皮膚科に合格できた私の経験も含めて記載しています。

美容クリニックの採用に繋がる情報を記載しているので、ぜひ参考にしてみてください。

私が受けた美容クリニックそれぞれのスペックと結果

私自身が実際にチャレンジして受けてみた美容クリニックの情報と受けてみた結果を下記にまとめてみました。

不採用・採用となった理由もわかる範囲で記載しているので、参考にしてもらえればと思います。

大手美容外科

CMでも流れている全国展開している大手美容外科の公式ホームページにある採用フォームから応募してみました。

応募してみた理由としては、給料が高く大手で安定していると思ったからです。ホームページに40代でも働いている人がいるという記載があり、長く働けると感じたのも応募の決め手となりました。

基本情報と軽い職歴を記載して送ったのですが、結果は不採用。理由としては、看護師としての経験不足であることが挙げられました。美容外科ではオペの経験がある人が好ましいようです。

結果はメールにて伝えられたので、実際に担当者と話すこともできませんでした。

この頃はまだ、転職エージェントに登録していなかったので、もっと早く登録してアドバイザーに相談できていれば経歴以外を上手くアピールできていたのではないかとも思います。

中規模美容皮膚科

脱毛やAGA、アンチエイジングを中心とした施術を行い5店舗ほど展開している美容皮膚科の新店舗がオープンするということで応募してみました。求人はweb上の求人サイトで見つけ、給料や立地が良く、診療科目に興味があったため履歴書を送りました。

後日採用担当者から連絡があり、面接の日程を改めて連絡すると言われ待つことに。しばらくして連絡があり、本院が違う都市にありスケジュールの関係で面接が2週間後になると伝えられました。待っている間に他のクリニックの採用が決まったのでこちらからお断りさせていただきました。

お断りさせていただいた理由として、スピード感がなくだらだらしていた印象と採用担当者の印象が威圧的であったので不信感があったことも挙げられます。

個人経営の美容皮膚科

皮膚科と併用して診療を行なっている個人経営の美容皮膚科に応募しました。web上の求人サイトで見つけ、給料や診療時間、立地が良いことが応募した理由です。

電話でクリニックに直接問合せしてみると、履歴書を送って欲しいと言われすぐに送りました。その後連絡があり、クリニックで面接を受けました。

その日のうちに連絡があり、採用してもらうことが決定。かなりスピーディーな流れだったと感じました。採用していただいた理由としては、コミュニケーション力があると感じたことと採用後すぐに出勤できる体制が整っていたことなどです。

個人経営の美容クリニックでは看護師の数が多くないため、引継ぎなどを考えると求人を出してからなるべく早く勤務して欲しいところも多いと考えられます。

どんな人が面接官?

私が採用された皮膚科クリニックでは、院長と院長夫人が面接を行なってくれました。院長より院長夫人から色々と質問された印象があります。

美容クリニックに限らず、個人クリニックでは採用担当者などを設けていないため、院長自身が面接をする可能性が非常に高いと言えます。

私の働いていたクリニックのように院長夫人がスタッフとして働いている場合、面接に同席するパターンもあり得るでしょう。

質問された内容としては

  • なぜこのクリニックに応募したのか
  • 美容クリニックに興味がある理由
  • いつから来れるか
  • 子育てとの両立はできるか(子供の体調不良時にサポート体制はあるか)
  • 看護業務だけでなく物品の消毒や発注、掃除などもできるか

を聞かれました。

応募の動機・美容クリニックに興味がある理由などは、他の美容クリニックでも聞かれることの多い質問であると聞いていたので準備ができていました。

いつから来れるかどうかは、個人のクリニックならではの質問かもしれません。

個人クリニックが求人を出している時は欠員が出ている場合が多いです。そのためすぐに勤務できる状況を作っていた方が有利だと考えられます。

子育てと両立できるかどうかはママさんナースであれば必ずといって良いほどよく聞かれる質問です。サポート体制がないのであれば、看護師の人数が少ない美容クリニックで働くのはなかなか厳しいかもしれません。

逆にサポート体制がしっかりあり、仕事に支障をきたさない環境であればその旨をしっかり伝えておきましょう。

採用する側は「急な欠勤などはないか」が気になるところなので、子供の体調不良時の対応などは具体的に面接で話しておくのが良いです。

 物品の消毒や発注、掃除は美容クリニックでは看護師が行うことも多いようです。病棟勤務だと、看護助手やクラークが行なってくれるようなことですが、美容クリニックはスタッフの人数が少ないので看護師が行うと考えていた方が良いです。

美容クリニックの看護師は華やかな印象がありますが、以外と裏方的な仕事も多いことは理解しておきましょう。

転職エージェントのアドバイスは役立つ? 当たっていたか

転職エージェントを通して面接は受けていませんが、転職エージェントのアドバイザーからの情報やアドバイスは的を得ていてとても役にたったと感じています。

特に履歴書の書き方や面接でよく聞かれる質問を教えてもらっていたおかげで、本番で慌てることなくスムーズに対応できました。

また、転職エージェントが開催している看護師転職フェアに参加したおかげで、美容皮膚科・美容外科・脱毛クリニックの具体的な違いや求める人材象なども把握できたと思います。

私は転職エージェントから応募するまでには至りませんでしたが、気になるクリニックの具体的な情報を教えてもらえたので、応募するかどうかの判断材料にもなりました。

転職エージェントのアドバイザーからのアドバイスで役立った情報を履歴書の書き方と面接対策に分けて下記にまとめてみました。

履歴書の書き方

写真は華やかで清潔感のあるものを使う。

美容クリニックの看護師は人に見られる機会が多いので、身だしなみに気を遣っておく方が良いようです。理想は派手すぎず誰からも好感がもたれる爽やかなイメージに。

文字は丁寧に誤字脱字のないように気をつける。

当たり前のことですが履歴書を書き慣れていない看護師は案外できていない人が多いようです。きちんと丁寧に最後まで記入することができれば、それだけで差がつく場合もありますよ。

受ける美容クリニックの業務と今まで培ってきたスキルの共通点をアピール

美容外科を受けるならOPE経験などがあれば良いですが、チームワークや患者さんへの対応などコミュニケーションの部分を取り上げても良いでしょう。

美容分野で挑戦したいことや目標などを具体的に書く

受ける美容クリニックの特徴を踏まえた上で書きましょう。ホームページなどをしっかりチェックしてクリニックの特徴を理解しておくことが大切です。

面接対策でよく聞かれる質問と対策

志望動機

なぜ、数あるクリニックからそのクリニックを選んだか具体的に答えられると好印象でしょう。「それならどこのクリニックでも良いのでは?」と思われないように業務内容やクリニックの理念などを含めて答えられるようにするのが良いです。

なぜ美容クリニックで働きたいのか

「美容が好きである」ということや「人と関わるのが好き」であるということはアピールポイントとなります。美容クリニックは接客能力が求められる職場であることも踏まえて答えられるように心がけましょう。

退職理由

マイナスイメージを持たれることのない退職理由に言い換えることが大切です。「スキルアップしたいから」「ずっと憧れていた美容クリニックにチャレンジしてみたかったから」など、前向きなことを答えるのが理想です。

間違えても前職の悪口や不満などを言わないようにしましょう。美容クリニックは口コミも重要なので「採用するとまた職場の悪口を外で言われる」と敬遠されますよ。

自己PR

面接では自己PRを求められることが多いです。急に考えるのは難しいのであらかじめ準備しておくのが無難です。

看護師として今まで培ってきたものや、コミュニケーション能力、美容に関する知識などを含めてしっかりアピールできるチャンスとなるのでしっかり答えられるようにしておきましょう。

受ける美容クリニックへの質問

「最後に質問はありますか?」と聞かれることはよくあります。特になかったとしても「何もありません」と答えると、あまり興味ややる気がないように聞こえてしまいます。

「勉強しておくべきことはありますか」と質問するなど、受けるクリニックに興味があることや働きたいという意欲が強いことをアピールできると好印象でしょう。

面接官は何を重視していたか

美容クリニックの採用面接では、どのようなことが重視されているでしょうか。ポイントをまとめてみました。

コミュニケーション能力はあるか

美容皮膚科では、高いコミュニケーション能力が必要となります。なぜなら、患者さんにリピートしてもらうために良い印象を与える必要があるためです。

一般の病院であれば、病気になる前のように元の生活に戻れることを目的としていますが、美容クリニックはこれからも続けて通ってもらうことが大切になります。

そのため、患者さんに不快感を与えないような対応が求められるでしょう。看護師の対応がそのまま患者さんのリピート率や口コミに繋がりクリニックの売り上げを左右します。

患者さんと上手くコミュニケーションをとることができる人なのかどうか、面接でしっかりみられていると考えておきましょう。

患者さんファーストで物事を考えられるか

美容クリニックは自由診療なので、同じ症状でもその人の体質や好み、希望に合わせた治療を行うことができます。そのため、患者さんの求めているものをサッと汲み取り提供できるかどうかも患者さんの満足度に繋がってきます。

そのため、自分が良いと思うものを押しつけるだけでなく「患者さんが満足できるサービス」を考える視点が重要となってきます。

上記の理由から患者さんファーストで物事を考えられるかどうかは、面接でチェックされていると言えるでしょう。

美容が好きがどうか

好きな仕事をしていると楽しく向上心を持って取り組める場合が多いので、美容クリニックでは「美容が好きかどうか」は採用の判断材料になっていると考えられます。

誰でも好きなことや興味のあるものは頭に入りやすいものです。逆に興味がないのに給料や夜勤がないという理由だけで美容クリニックを志望していると長続きするかどうかわかりません。

また、美容クリニックに通う患者さんは美意識が高く美容が好きな人が多いです。看護師自身が美容好きであれば、患者さんと共通の話題ができ話が弾むでしょう。美容施術やクリニックで販売している商品をすすめやすくなります。

美容クリニックに通う患者さんは、トレンドや美容情報にも敏感です。患者さんより美容の知識がないと信頼されにくいので普段から自然に情報をキャッチできるような人が好まれるでしょう。

上記の理由から、看護師自身が美容が好きかどうかも面接で重視されるポイントだと言えるでしょう。

履歴書や面接対策をしっかり行い美容クリニックに転職しよう

この記事では、美容クリニックへ転職するには欠かせない履歴書や面接対策について解説してきました。美容クリニックは採用倍率が高いので他の看護師よりしっかり自分をアピールできるかどうかが採用のガキとなってきます。

私自身、スキルや経験が乏しく年齢も若くはありませんが、履歴書や面接対策をしっかり行うことにより美容クリニックで採用してもらえることができました。

転職エージェントに登録しアドバイザーの意見を取り入れたことも採用に繋がったと感じています。

受けるクリニックのホームページをしっかりチェックして、求められている人物像を具体的にイメージすることも大切です。

履歴書や面接対策を事前にしっかり行い、万全の体制を整えておきましょう。

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白石千乃
子育て中に看護師として美容皮膚科で勤務し、脱毛やAGA、アンチエイジング、レーザー治療などを経験。専門知識を活かして、美容・医療をメインにライター活動中。特に脱毛系記事が得意分野で、月に数十件執筆している。