美容外科への転職とは!?知っておきたい基礎知識と転職支援サイト[PR]

少し前までは美容外科というと整形などのマイナスイメージが強く、世間においてもそこまで周知されている存在ではありませんでした。しかし、最近では女性だけでなく男性の美意識も高くなり、美容外科の需要が非常に高まると共に美容外科の軒数も増加の一途をたどっています。

しかしながら、今まで病院などの医療施設で働いてきた看護師さんにとって美容外科はまだまだ馴染みがなく、具体的な業務内容がイメージできないという人も多いのではないでしょうか?

そこで、美容外科の基礎知識と共に、病院との業務の違いや魅力などを分かりやすくご紹介していきます。

美容外科とは

納得して転職するためにも、まずは美容外科とは何たるかを理解する必要があります。

ここでは、美容外科の定義や特徴、診療内容などについてご紹介します。

~美容外科の定義~

そもそも美容外科とは形成外科の一分野であり、人の美意識に基づいて人体の見た目(顔立ちや胸、肌など)の改善を目指す臨床医学の1つです。容姿を整える事により患者さんのクオリティ·オブ·ライフ(QOL)を向上させることを重視しており、医療を目的とした他の医科とは異なる特性を持っています。

美容外科と言うと「整形」のイメージが強いため、どうしても整形外科と混同されることが多いですが、整形外科は骨や関節、筋肉などといった運動をつかさどる器官の機能障害を治療する医療を目的としており、美容外科とは全く異なる分野になります。

~美容外科は自由診療~

病院などの医療施設で行われる医療行為は基本的に全て公的医療保険制度が適用されており、保険診療と呼ばれています。

国民健康保険や社会保険などに加入している患者さんであれば原則的に医療費の3割を窓口で支払います。

一方で、厚生労働省が承認していない保険適用外の診療は自由診療と呼ばれており、かかった費用に関しては原則全額自己負担とされています。

美容外科が他の医科と大きく異なるもう1つの特性は、「ほとんどの施術が保険適用外=自由診療」という点です。一部、先天性の母斑や眼瞼下垂など保険適応になるものもありますが、多くは治療を目的としたものではないため、自由診療と見なされ全額自己負担となります。

〜主な診療内容〜

美容外科の主な診療内容には、美容整形に代表されるような二重まぶたなどの眼瞼の手術や鼻を高くする隆鼻術、顔のたるみを改善させるフェイスリフトや豊胸手術、更には痩身目的に行う脂肪吸引などがあります。

また、最近でプチ整形と呼ばれるメスを使わず比較的手軽に受けられる手術も人気となっており、主に二重瞼形成やヒアルロン酸注射、ボトックス注射などの施術が行われています。

国内の主要な美容外科

日本では個人美容外科クリニックが非常に増えて来ていますが、ここでは主要な美容外科を3つご紹介します。

1) 共立美容外科

1989年の開院以来30年の歴史を持つ共立美容外科は、全国に24院展開されており、美容外科だけでなく美容皮膚科と美容歯科も併設する総合的な美容クリニックです。

形成外科や麻酔科、脳神経外科など様々な科目の専門医が在籍しており、幅広い知識と経験に裏付けされた総合的な施術をを受けることが可能です。

全国にある24全てのクリニックが主要駅に直結、もしくは徒歩5分圏内に開院されており、患者さんだけでなく、スタッフにも通いやすいという特徴があります。

また、共立美容外科では医師を含めスタッフ全員が患者さん一人一人にしっかりと向き合い、おもてなしの心を持って対応することをモットーとしています。「人が好き」というスタッフが多く、親しみやすい雰囲気作りに繋がっています。 ※共立美容外科HPより

2) 高須クリニック

高須クリニックは1976年の開院以来、院長自ら整形手術を受けたり、メディアに登場して芸能人の美容整形に携わるなど、美容外科業界を牽引してきたいわばパイオニア的存在です。CMでおなじみの『YES!高須クリニック』のセリフには、「患者様のご希望通り可能な限りお答えする」という信念が込められています。

従って、他院で断られたような難しい依頼に対しても、エキスパートの医師とスタッフが最新の設備と技術で対応しすることで、美容整形業界の駆け込み寺的存在になるというのが高須クリニックのモットーです。

現在では美容整形や豊胸手術といった従来の施術に加え、プチ整形にも力を入れています。※高須クリニックHPより

3) 城本クリニック

城本クリニックは30年以上の歴史と実績を兼ね備え、全国に27院を展開する大手美容外科クリニックです。経験豊富な医師が安全を第一に施術を行っており、その症例実績は10万件以上にのぼります。クリニックに勤務しているスタッフは医療資格を有する医師と看護師のみで構成されており、無資格のコンシェルジュやカウンセラーなどは在籍していないという点も徹底しています。

最近では「専門医による写メ診断」というサービスを行っており、例えば整形したい部位の写真と内容を送信する事で、たとえクリニックが近くになくても気軽に専門医に相談できるような取り組みを実施しています。※城本クリニックHPより

美容外科でのナースの業務とは

それでは、美容外科の看護師の業務は病院などの医療施設の看護師とどのように違うのでしょうか?

ここからは実際に美容外科で働く看護師の具体的な業務内容や給与についてご紹介します。

~業務内容や必要なスキル~

美容外科の看護師は医師の診察や診療のサポートはもちろんのこと、美顔器や脱毛器といった施術に必要な美容機器の操作や手術の介助など幅広い業務に従事する必要があります。

また、美容外科では患者さんが抱える悩みやなりたい理想像を引き出すため、カウンセリングにかける時間が非常に多いです。

そのため、業務自体は特別なスキルを持っている必要はなく、看護師か准看護師の資格を有していれば勤務する事が可能ですが、患者さんに寄り添って精神的なサポートをしていくために、カウンセラーなどの民間資格を取得する人も多いようです。

~勤務体制や給与~

基本的に美容クリニックは一般の医院と異なり、土日祝日も診療しているためスタッフはシフト制で出勤することになります。しかし、夜勤などの交替勤務や休日の救急対応などはないため、比較的希望休は取得しやすいと言えます。

また、美容クリニックで働く最大のメリットは給与水準は高さにあります。日勤のみで残業も少ないにも関わらず美容クリニックの看護師の平均月給は30~40万円が相場です。一般病院で日勤のみとなるとこの給与はなかなか難しいため、美容クリニックの給与水準の高さが分かりますね。

この給与の高さと、夜勤などや残業が少ないといった勤務体制が評価されて、最近では美容外科クリニックへの転職が非常に人気になってきています。

おすすめ就職支援サイト

最後に、実際に転職する際に役立つ転職支援サイトを5つご紹介します。

自力で求人を探すことも可能ですが、効率的に自分の希望条件に合った勤務先を探すのであれば、転職支援サイトへの登録がおすすめです。

また、今まで病院などへの転職経験がある人でも、美容外科は一般の医療施設と異なるため、勝手が違うということもあるでしょう。

それぞれのサイトごとに特色があるので、ぜひ参考にしてみてください。

1)マイナビ看護師(株式会社マイナビ)

大手就職サイト「マイナビ」が運営する、日本最大級の看護師専用転職サイトです。

情報提供の質を大切にしており、好条件の厳選された求人情報を紹介してくれます。

また、キャリアアドバイザーがスピード感のある対応をしてくれるので、比較的短期間で転職先が決定するという声が多いです。

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2)看護のお仕事(レバレジーズメディカルケア株式会社)

顧客満足度の高さに定評がある「看護のお仕事」の大きな特徴はキャリアプラン作りをサポートしてくれる点です。キャリアが明確になっている人には条件に合っている病院を探してくれ、キャリアが不明確な人には、今までの経験を踏まえたキャリアプランを提案してくれます。

また、求人内容の良い点だけでなく、悪い点も親身になってアドバイザーが情報提供してくれるため、納得して転職出来るという声も多いです。

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3)ナースではたらこ(ディップ株式会社)

希望の転職先がある人にはおすすめのサイトが「ナースではたらこ」です。

というのも、このサイトでは希望する病院やクリニックをこちらから指名してキャリアアドバイザーに交渉してもらう「逆指名制度」と呼ばれるシステムがあるからです。

既に働きたいクリニックが決まっている場合は、チェックしてみると良いかもしれません。

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4)ナース人材バンク(株式会社エス・エム・エスキャリア)

地方で転職を考えている人におすすめなサイトが「ナース人材バンク」です。

対応してくれるキャリアアドバイザーが地域ごとにいるため、地方の医療施設や事情について詳しく、1人1人に合った提案をしてくれます。

また、非公開求人が充実しているため、比較的好条件の求人を見つける事が可能です。

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5)美容外科求人ガイド(株式会社エイムプレイス)

その名のとおり、美容外科の求人を専門に扱っている求人サイトです。

現在では約5000件の公開·非公開求人情報を取り扱っており、最短2週間で転職も可能とされています。

美容外科に特化しているため、面接対策やノウハウが充実しており、美容外科への転職を決めている人にはおすすめです。

患者さんの悩みを引き出して、自信を持てるように理想に近づけるお手伝いをする美容外科は、一般的な医療施設とはがらりと業務内容が異なるため、転職に踏み切るまで時間がかかる人も多いでしょう。

しかし、一方で、勤務条件の良い美容外科への転職の人気は日々上昇傾向にあります。

だからこそ、看護求人サイトをフルに活用して、希望条件を満たす理想的な勤務先を見つけましょう。

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小宮さき
大学卒業後大手生命保険会社での営業サポートを経て、大手メーカーで人事採用に長らく従事。採用事務から採用戦略の策定まで企業での採用業務経験を活かし、採用、転職、職業紹介のフィールドをメインとするライターに。月に数十件の記事を手掛ける。